【NISA】楽天・オールカントリーインデックスファンドとeMAXIS SLIM 全世界株(オールカントリー)徹底比較!

お金の部屋

先日投稿した【iDeco】最安ファンド!投資信託2商品を追加!eMAXISシリーズは!?
この記事がPV数自己ベストを更新しました!
というわけでそれぞれのファンドを
改めて紹介していきます!

楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド

まずはこちらのファンドから!
愛称:楽天・オールカントリー
名前の通り世界中の株式へ投資をしていく
ファンドになります。

現在はNISAの積立投資枠と成長投資枠でしか
購入できませんが、2024年1月26日からは
iDecoでの購入も可能になります。

株式投資で単独銘柄に投資をすることは
ハイリターンを狙える分、投資先の企業が
破綻してしまうと自身の資産がゼロになって
しまうハイリスクを負うことになります。

それと同じではありませんが、
楽天・S&P500インデックス・ファンド
は投資先がアメリカの企業に限られます。
リーマンショックのような事があると
アメリカの景気が後退し資産価値が下がって
しまう可能性が出てきます。

それに対してこちらの
楽天・オールカントリーは投資先が
世界中の企業になるので、アメリカの
経済が後退しても、他の国が資産の
目減りにブレーキをかけてくれます。

運用方針

楽天証券が提示している運用方針が
このようになっています。

複数のマザーファンドへの投資を通じて、主として全世界の株式(DR (預託証券) を含む。)に投資し、「MSCI オールカントリー・ワールド・インデックス (円換算ベース)」に連動する投資成果を目指す。効率的な運用を行うために、投資信託財産で保有する有価証券の貸付取引を行う場合がある。原則、為替ヘッジを行わない。

参考資料:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000Q2W2

つまり全世界の株式に投資をする!
という事ですね!

主なリスク

投資商品はなんであれリスクを伴います
このファンドにかかるリスクはこちらに
なります。

・株価変動リスク
・為替変動リスク
・流動性リスク
・信用リスク
・カントリー・リスク

ファンドの費用

購入時手数料 :なし
信託財産留保額:なし
信託管理手数料:0.0561%(税抜0.05%)

買う時も解約する時も手数料はかからないし
信託管理手数料も通常0.5%〜2.5%と言われているので
安い方かと思います!

純資産

※2024年1月19日現在

2023年10月27日に設定された
こちらのファンドですが、
純資産は347.23億円となっています。

組入れ上位10銘柄
銘柄 割合(%)
iShares Core MSCI Emerging Markets ETF 7.8
APPLE INC 3.3
MICROSOFT CORP 2.9
AMAZON COM INC 1.5
NVIDIA CORP 1.3
ALPHABET INC 0.9
META PLATFORMS INC 0.9
ALPHABET INC 0.8
TESLA INC 0.8
BROADCOM INC0 0.5

上位10銘柄はほぼ米国銘柄となっていて、
米国の経済力の強さを物語っています。
そして割合が最も多いのがETFというのは
安心感がありますね。

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)

こちらのファンドも楽天・オールカントリーと同じく
全世界の銘柄へ投資をしていくファンドとなっていて
三菱UFJアセットマネジメントが運用しています。
NISAでは積立投資枠、成長投資枠どちらでも購入が
可能になっており買付けランキング
積立設定ランキング両方で1位となってるので
非常に人気の高いファンドと言えます。

運用方針

こちらのファンドの運用方針は
この様になっています。

主として「外国株式インデックスマザーファンド」、「新興国株式インデックスマザーファンド」および「日本株式インデックスマザーファンド」への投資を通じて、日本を含む先進国および新興国の株式等(DR(預託証書)を含む)に投資し、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行う。原則、為替ヘッジは行わない。

参考資料:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000H1T1

こちらも楽天・オールカントリー同様で
全世界に投資を行うような運用方針となっています。

主なリスク

こちらも楽天・オールカントリーと
同様の内容となっています。

・価格変動リスク
・為替変動リスク
・信用リスク
・流動性リスク
・カントリー・リスク

ファンドの費用

購入時手数料 :なし
信託財産留保額:なし
運用管理費用 :5,000億円未満
        →0.05775%
       :5,000億円〜一兆円未満
        →0.05764%
       :一兆円以上
        →0.05753%

こちらも購入時と解約時の手数料はありませんが
管理手数料に若干の差があります。
PAPA NO SEKAIを見てくれている方の中では
5,000億未満の方が多いのでは無いかと思いますが
楽天・オールカントリーの方が0.00165%安くなっています
ほとんど変わりませんが、
仮に1,000万円を1年間預けたとすると165円の差となります。

純資産

※2024年1月23日現在

設定日が2018年10月31日となっている
こちらのファンドの純資産は
21794.79億円となっています。
純資産については運用期間の差も
あるので比較にならないほどの差が
ついています。

組入れ上位10銘柄
銘柄 割合(%) 
APPLE INC  4.5%
MICROSOFT CORP  4.0%
AMAZON.COM INC  2.1%
NVIDIA CORP  1.7%
ALPHABET INC-CL A  1.5%
META PLATFORMS INC-CLASS A  1.1%
TESLA INC  0.9%
UNITEDHEALTH GROUP INC  0.8%
ALPHABET INC-CL C  0.8%
ELI LILLY & CO  0.8%

どちらのファンドもほぼ同じ銘柄へ投資を行っています。

【参考】MSCI オールカントリー・ワールド・インデックス (円換算ベース)

二つのファンドが目指す指標
MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス
どの様な指標なのか調べてみました。

・米国MSCI社が提供
・先進国23ヵ国、新興国23ヵ国へ投資
・2,480銘柄で構成

組入れ10銘柄

銘柄 割合(%)
APPLE 1.45
MICROSOFT CORP 1.05
EXXON MOBIL CORP 1.02
JOHNSON & JOHNSON 0.86
GENERAL ELECTRIC CO 0.81
FACEBOOK A 0.74
AMAZON.COM 0.73
WELLS FARGO & CO 0.67
AT&T 0.66
NESTLE 0.66

上位10銘柄のうち9銘柄が米国企業で
中国が一社となっています。
リターンに関しては2001年〜2016年の間で
183.56%上昇しているので、投資指標としては
安心です。

まとめ

・MSCI オールカントリー・ワールド・インデックス (円換算ベース)
 を目標指標として運用を行うので、全世界の銘柄へ投資を行う
 事ができる
・ファンドの費用は楽天が若干安い
・純資産はeMAXIS SLIM全世界株式(オールカントリー)が多い
・組入上位銘柄はほぼ同じ内容

いずれのファンドも中身がほとんど同じなので
甲乙つけ難い結果ではありますが、eMAXSISの方が
純資産が多い点から有利かとは思いますが、
楽天でiDecoを行っている方は前向きに検討されても
いいのでは無いでしょうか!

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